働き方改革への取り組み
― WORK STYLE REFORME ―
― WORK STYLE REFORME ―
取り組みを始めたきっかけ
ワンチームとなって、個々が能力を発揮できる働き方へ
数年前に働き方改革が叫ばれるようになってからすぐ、当社でできる精一杯のやり方で、いち早く働き方改革に対応していこうと取り組みを始めました。
まずは、長年そのままになっていた就業規則の見直しに着手。さらに若手の育成や定着、新たな人材確保に向けて、2021年に「ひなたの極」、2023年には「職場環境改善宣言企業」の認証を取得し、時代にあった職場環境の整備を行いました。
取り組みの内容
当社では年次有給休暇を月1回取得するよう推進しています。社内で独自の年間カレンダーを作成し、繁忙期や大型連休の休みの取り方など、みんなで話し合って調整しています。
仕事を共有化し、交代で現場へ出たり、人手が足りない時は事務員にも補助に出てもらったりして、一人に作業が集中しない体制を整えています。
さらに、仕事と家庭の両立ができるよう年次有給休暇を時間制で取得できる制度や、家族の病気など急な休みの時でも他の社員がサポートできる体制も整備しました。遠方から通勤する社員は、大雨や台風時の遅刻をカウントしないといった特例もあります。
また、求人の年齢制限を撤廃し、定年後も本人が希望する限り長く働き続けられるようにしています。
一方、社会人経験の少ない若年社員は、希望すれば入社前教育として技術専門学校へ入校できるよう経済的支援を行っています。
取り組みの成果
キャリアが長い職人は当初、年次有給休暇を取得することに抵抗がある様子でしたが、制度を整えてからは周りに遠慮することなく取得するようになりました。また、以前は残業や休日出勤のほか、家に持ち帰って仕事をすることが常態化していましたが、全員で仕事を分担できるようにしたことで、勤務時間内に業務を終えられるようになりました。
また、子育て中の女性社員は時間制の休暇制度をうまく活用し、子どもの学校行事にも積極的に参加しています。
仕事と家庭の両立に成功し「とても働きやすい」「ずっと働き続けたい」と話しています。
今後に向けて
新規雇用や、世代交代を見据えた若手の育成に力を入れていきます。
当社の仕事は専門職で、社員数も少ないため、一人ひとりに長く働いていただくことが重要です。
若年者を雇用し定着につなげるためにも、現場の負担を減らし、年齢に関係なく互いに何でも話し合える職場環境づくりを目指していきたいと考えています。また、以前より女性社員が増えたため、トイレの増設といった設備投資も行う予定です。
関連情報
― RELATED INFORMATION ―
― RELATED INFORMATION ―